『佐渡無名異焼』が伝統的工芸品に指定
- NELNIDO INC
- 2024年10月17日
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更新日:1月16日

佐渡金銀山世界遺産認定に続き、本日(2024.10/17)「佐渡無名異焼」が経済産業大臣指定品目、伝統的工芸品に指定されました。
無名異焼(むみょういやき)は、佐渡金山由来の無名異土と呼ばれる鉱山の坑内から産出される酸化鉄を含んだ赤土の粘土を使って作られたもので、他の陶土より粒子が細かく、成型から乾燥まで約30%も収縮し非常に固く焼き締まるため、高い成型技術が必要とされています。
そして独特な赤い色は、他の産地では見られない唯一のものであり、江戸時代から続く歴史の中で、人間国宝(5代 伊藤赤水氏)を輩出するなど、由緒ある産業です。
晴れて伝統的工芸品に認定されたことで、国内のみならず海外の方の目にも触れる機会が今後増えてくることを楽しみにしています。

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